ND ロードスターの中古車選び – 3. 実車確認編

ノウハウ

はじめに:

前回の記事では、中古車選びの前段階として、ネット上の情報収集と販売店の選定についてご紹介しました。今回は、実際に現地で見るべきポイントについて詳しくご説明します。特に、NDロードスターのトラブルに注意しながら、外装・内装・エンジンルーム・下廻り・トランクルームの確認方法を解説していきます。

外装の確認

当たり前の話にはなってしまいますが外装は、ボディパネルや塗装に多少のゆがみや傷があっても、エンジンや走りに支障がない場合があります。ただし、注意すべき点がいくつかあります。
まずは、前面衝突事故などでクラッシュした跡がないかどうか、細部まで注意して確認しましょう。また、特にフロントバンパーやヘッドライト周りは、小石などの飛び石によるヒビ割れやレンズ面の劣化、黄ばみが発生していることもあるので、チェックしておくことが大切です。さらに、ボディパネルの接合部分や、ドアやボンネットの閉まり具合にも注目しましょう。歪みがあると、車両全体のバランスが崩れている可能性があります。

内装の確認

NDロードスターの内装についても、こまめなメンテナンスが行き届いていない場合は、運転の快適性が低下してしまいます。まずは、シートやダッシュボード、内張りの状態を確認しましょう。シートにへたりがあるかどうか、レザーシートの割れや傷がないか、ダッシュボードにひび割れがないかなどをチェックします。また、エアコンやオーディオなどの電子機器にも注意が必要です。スイッチ類が反応しない、スピーカーから音が出ないなどのト
詳しく確認するべきポイントは、シートやダッシュボードの異音がないか、ハンドル周りの操作性やスイッチの反応なども確認しましょう。もし、シートや内装の状態が悪い場合でも、交換や修理が可能なパーツもありますが、費用や手間を考えて、状態が良好な車両を選ぶようにしましょう。

エンジンルームの確認

エンジンルームは、中古車の状態を把握する上で非常に重要なポイントです。まずは、エンジンオイルの色や量、キャップの汚れ具合を確認しましょう。古いオイルが入っていた場合や、汚れが目立つ場合は、エンジンの状態が悪い可能性があります。また、エンジンの音や振動、排気ガスの状態もチェックしましょう。エンジンの異音や振動が大きい場合は、修理が必要となる可能性があります。

下廻りの確認

NDロードスターの下廻りは、走行中の衝撃や腐食により、損傷が生じることがあります。まずは、足回りやサスペンション、ブレーキシステムの状態を確認しましょう。特に、ブレーキパッドやローターの減り具合や、ブレーキフルードの色や量などは、安全面に関わるのでホイールの隙間から見える範囲だけでもしっかり確認しておく必要があります。

トランクルームの確認

トランクルームは、実用性や収納力を考える上でも重要なポイントです。NDロードスターには、スペアタイヤは搭載されていませんので、パンク修理キット有無、トランク内装の汚れ具合も確認しましょう。また、トランク内の収納スペースや形状も重要なポイントとなります。

その他の確認

最後にキャビン内の不自然なノイズの有無や、リコールやサービスキャンペーン等を事前に確認することも大切です。

以上が、NDロードスターの中古車の実車確認時のポイントになります。これらをしっかり把握し、慎重に選ぶことで、自分に合ったNDロードスターを見つけることができます。

なお、中古車を購入する際には、信頼できる販売店やディーラーから購入することが大切です。
カーセンサーやグーネットのクチコミもそうですが、オススメはGoogleマップのクチコミも参考になるときもあります。また、中古車の場合は、販売店によって保証内容や点検の仕方が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

中古車購入は、高額な買い物ですので、慎重に選ぶことが大切です。これらのポイントをしっかり押さえ、自分にとってベストなNDロードスターを手に入れましょう。

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